「Project Zomboid」（プロジェクトゾンボイド）は、あなたをゾンビアポカリプスの世界に連れて行くリアルなサバイバルゲームです。
このゲームでは、生存がかかった選択とリアルなサバイバル体験が待っています。
プレイヤーは食料、水、医薬品の調達、安全な避難所の建設、そしてゾンビの襲撃からの防御など、日常的な課題を解決しながら生き残りを目指します。
一瞬の判断が命取りとなるこのゲームでは、仲間と協力して資源を共有し、危険をかいくぐり、新たな基地を築くことが鍵となります。
臨場感あふれるゲームプレイと選択肢による物語の変化が、プレイヤーを恐怖と緊張の世界に引き込みます。ゾンビアポカリプスに挑む覚悟はありますか？
Contents
Project Zomboid（プロジェクトゾンボイド）の世界観について
前回のオススメのゲームで紹介した「Project Zomboid」の世界観について簡単に説明します。
本ゲームはPCゲームとなります。
舞台はアメリカ
このゲームの舞台はアメリカ合衆国ケンタッキー州北部のフォートノックスとルイビル周辺の地域を参考とされていて、ノックスカントリーと呼ばれています。
街は複数存在しており、マルドロー、ウェストポイント、ローズウッド、大都市のルイビルなどが存在します。
特にルイビルは大都市だけあって多種多様な施設が存在しますが、反面ゾンビの数も多くなりがちです。
細かな健康ステータス
このゲームが他のゾンビものサバイバルゲームと異なる点は多数ありますが、中でも特筆するべきなのは様々な要因で変動する健康システムです。
プレイヤーが直面する可能性のある病気や怪我には、リアルな治療方法が必要となります。
例えば、骨折した場合はギプスや松葉杖が必要になり、深い傷は縫合する必要があります。
これらのリアルなアプローチは、ゲームに深みを加え、サバイバルの挑戦をさらにリアルに感じさせます。
骨折、切創、銃創…そして噛み傷
負傷する可能性のある部位も全身で１７箇所も存在しており、非常に細かく管理されています。
さらに怪我の種類も豊富です。
咬み傷、出血、熱傷、深い傷、骨折、銃弾の残留、ガラス片の残留 、引っ搔き傷、裂傷、創傷感染が存在しています。
中でも咬み傷は基本的には致死率１００％の（感染による）危険な怪我です。
要因はゾンビによる噛みつきだけなので噛まれないように気をつけるだけですが、色々な要因でうっかり噛まれてしまうことも…
出血、深い傷は素早く治療しないと失血死してしまう危険な怪我です。
特に深い傷は縫合が必要なので余計に対処が大変です。
熱傷は治りが遅く痛みが長く続く傷で、創傷感染は感染症による（ゾンビ由来ではなくても）傷の悪化など現実に則した設定で様々な負傷が用意されています。
骨折は高所からの転落をしない限りは骨折しないのですが、それだけに致命的で骨折は治りが遅く骨折している間は走ることが出来ないので本ゲームにおいてはかなり致命的な傷と言えます。
他にも生水や腐敗した食料、毒のある植物を食べると発生する病気も中々厄介です。
特に毒のある植物は特定の知識がないと判別出来ないのも現実的ですね。
更にカロリーの概念もきちんと存在していて、これも痩せすぎると死亡してしまいます。
また体重が落ちることによるマイナス特性を獲得するため擬似的に衰弱の描写もされているなど、とにかく現実的なのがこのゲームの醍醐味と言えます。
職業も色々、中には馴染みのない職業も…？
職業はこのゲームおける初期スキルや初期ステータスを決定する重要な要素です。
職業について簡単に説明していきます。
消防士、警察官、自然保護官…？
消防士は訓練されているため筋力や持久力にボーナスを得られ、ゲーム開始時に消防署から開始できます。
警察官は銃器の扱いに長けていて、ゲーム開始時に警察署から開始できます。
自然保護官は日本では馴染みのない職業ですが、要するに国立公園の管理に関わる許認可事務を主な仕事とする職業のようです。
日本でも存在しますが多分身近では無いので初めて聞いた人も多いのではないでしょうか？
そんな自然保護官は森の中を素早く移動できる為、ゾンビの大群から逃げるときに森を突破する選択肢が取れる数少ない職業です。
他にはどんな状況でもパニックにならない退役軍人、ある意味アメリカらしい職業のファーストフード店員、自動車整備士、溶接工、木こり、医者などが存在します。
個人的に印象的なのは、泥棒と失業者です。
泥棒はまぁ一応、職業と言えるのかな…？物音を立てずに移動するのが得意で、車の鍵が無くても直結で車を動かすことが可能です。
ただ鍵が閉まっている場合はサイドウィンドウを叩き割る必要があるので、ある意味？本領発揮の分野と言えるでしょう。
失業者は…もはや職業ではありませんね。
ただし、失業者はボーナスポイントを受け取ることが出来るので初期は特に技能は無いですが、逆に言えば努力次第でどんなスキルを身につけることも出来る可能性の塊なのでこれもあるいみ現実的…？
また、基本的な職業は強力な分ポイントが減少するので、後述の特性を取得する時に不便になります。
マルチプレイヤー機能とコミュニティ
「Project Zomboid」では、マルチプレイヤー機能がゲーム体験を大きく豊かにします。
プレイヤーはオンラインで友達と協力し、共同で基地を構築、防衛することができます。
また、リソースの共有や情報の交換を通じて、ゾンビの脅威に立ち向かいます。
コミュニティ内での協力プレイは、孤独なサバイバル体験に新たな次元を加え、チームワークと戦略が成功の鍵となります。
さらに、プレイヤーはフォーラムやオンライングループを通じて経験を共有し、サバイバルテクニックを学ぶことができます。
特性も様々 身体的なものから精神的なものまで
職業と同様に特性もキャラクターの個性に影響する大きな要素です。
身体的なものから精神的なもの、更に後天的に取得できないものまで様々な特性を紹介していきます。
良い特性、悪い特性 すべて個性的
特性はポジティブ特性とネガティブ特性と呼ばれるものが存在します。
ポジティブ特性はキャラクターにいい効果をもたらす特性で、ネガティブ特性はキャラクターに悪い影響をもたらす特性です。
更に重要なのはポイントと呼ばれるものが存在し、このポイントの範囲内でポジティブ特性は取得可能という点です。
つまりポイントを得るためにネガティブ特性を取得する必要もあるのがこのゲームが、他のポストアポカリプスゲームと違う点と言えます。
基本的なポジティブ特性は、鷹の目、優雅、目立たない、少食家、几帳面、野外活動愛好家、快活、不眠、などです。
たとえば
- 鷹の目は見える範囲が長くなる
- 優雅は移動時の物音が小さくなる
- 目立たないはゾンビに発見され難くなる
- 几帳面は持てるものが多くなる
- 快活は病気が早く治りやすくなる
- 不眠は必要な睡眠時間が少なくなる
などです。
不眠は響きからネガティブ特性に見えますが、立派なポジティブ特性です。
このゲームは寝ている間にもゾンビに襲われる危険があるので、少しでも眠る時間が少なく出来るこの特性は良い特性という事なのでしょう。
基本的なネガティブ特性は、
- 喘息持ち
- ろう者
- 無教育者
- 愛煙家
- 体重不足
- 太り過ぎ
などです。
喘息持ちは息切れが普通よりかなり早くなり、ろう者は聞き覚えがない言葉ですが耳が全く聞こえない人の事です。
つまりろう者は全く物音が聞こえないので得られるポイントは多いですが、デメリットも大きいです。
音が聞こえないので背後で何が起きていても把握出来ないのは致命的と言えるでしょう。
無教養者は教育を受けておらず、字が全く読めない人の事です。
その為、本を読むことが出来ません。
これはかなり致命的な事で、何故なら毒のある植物の判別には基本的に本を読む必要があり、また気分転換に為にも、娯楽本や新聞を読むのが効果的なのですがこれも出来なくなってしまいます。
他にもスキルの成長速度をあげるのにも、専門知識を得るのにも本が必要なのでこの特性の欠点もかなり致命的です。
愛煙家はヘビースモーカーの事で煙草を吸わない間ストレスが少しずつ溜まっていき、最終的に気力が地に堕ちてしまいます。
ただ煙草さえ吸えばストレスを解消できるので、本を読まなくても良くなります。
ただし煙草を吸うにはマッチかライターが必要なのを忘れないでください。
体重不足や太り気味は、基本的に食事事情で発生するネガティブ特性で、太り気味は塀を越えづらくなったり、息切れが早くなったりしますがゾンビに怯ませられ難くなります。
体重不足は、同じく息切れが早くなりゾンビにひるませられやすくなります。
太り気味は食事をあまり取らなくてももんだいないですが、体重不足は悪化するとさらに痩せてしまい最終的には死んでしまうので、どちらかというと体重が減っていくほうが危険です。
特定の特性はプレイヤーのサバイバル戦略に大きな影響を与えます。
例えば、「不眠」特性を持つキャラクターは、夜間の探索や作業に長けており、リソースを確保する貴重な時間を増やすことができます。
一方、「愛煙家」特性を持つキャラクターは、煙草を見つけることでストレスを減らすことができますが、それがないとストレスが増加し、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。
これらの特性は、キャラクターの個性を形成し、プレイヤーに独自のサバイバル体験を提供します。
まとめ
今回は「Project Zomboid」の詳細について書きましたが、このゲーム実はまだまだ要素が多く説明しきれませんでした。
ですが、それだけこのゲームの遊べる要素が多いと言うことの裏返しでもあり嬉しいことでもあります。
ただ今後も詳細を書いていきたいと思うので興味が湧いた人は是非プレイしてみて下さい！
マルチプレイも出来ますよ。
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