大分といえば「とり天」、とり天といえば大分!そんな食いしん坊の私は、ついに念願の大分にある「とり天の名店と言われる店」を巡る旅に出てきました。
揚げたてのとり天を頬張った瞬間、衣のサクッとした音が耳に響き、ジューシーな鶏肉が口いっぱいに広がる感覚…まさに天ぷら界のエンターテイナー。
初めて訪れた老舗「東洋軒」では、かぼすポン酢をたっぷりかけていただくと、爽やかな酸味が後を引きました。
一方、隠れ家的な「グリルみつば」では、甘ダレが効いた独特の味付けに「これもアリ!」と新たな発見。
どの店も個性豊かで、「大分 とり天 名店」の奥深さを実感。
この記事では、そんな私の体験を余すところなくお届けします!お腹を空かせて読んでくださいね。
大分とり天の魅力とは?老舗から隠れ家までの楽しみ方
大分のとり天、正直に言って侮ってました。
「ただの鶏の天ぷらでしょ?」
なんて思っていた自分を、揚げ油に浸して反省させたいくらいです。
老舗から隠れ家まで訪ねてみると、それぞれが持つ個性に驚きの連続。
衣のサクッと感、鶏肉のジューシーさ、そして何より柚子胡椒やポン酢でのアレンジ…
「とり天ってこんなに奥が深いの?」
と何度心の中で叫んだことでしょう。
この記事では、その魅力をじっくり語りつつ、地元民に愛される味や歴史についても触れていきます。
さあ、次はどんなエピソードが飛び出すのか、お楽しみに!
大分とり天の歴史と特徴
とり天の歴史って、実は結構ドラマチックなんです。
発祥は昭和初期の「東洋軒」。
当時の店主が洋食と和食を融合させる新しい挑戦として生み出したのが始まりだとか。
「鶏肉に天ぷら衣って誰でも思いつくでしょ?」と思いきや、これが実際にやってみると奥深い。
しかも、揚げたてにかぼす酢醤油をかけるアイデアが加わって、一気に大分のソウルフードに進化しました。
特徴的なのは、その衣。単なる小麦粉のペーストではなく、卵をたっぷり使ってカリッと揚げるのがコツらしいです。
さらに鶏肉の下ごしらえも重要で、ただ揚げるだけじゃダメ。絶妙な塩味で下味をつけ、揚げ油の温度管理もピッタリと調整。
東洋軒のキッチンでの光景を想像するだけでお腹が鳴りますよね。
とり天発祥の店「東洋軒」の秘密
「発祥の店」と聞くと、行かずにはいられない性分でして、東洋軒に突撃しました。
お店の外観は昭和レトロそのもので、なんだかタイムスリップしたような気分になります。
さあ、肝心のとり天を注文!
揚げたてが到着すると、衣の香ばしさが鼻をくすぐります。
箸で持ち上げると、想像以上に軽くてサクサク!
口に入れた瞬間、鶏肉のジューシーな旨味が広がり、「これが元祖の威力か…」と感服しました。
さらに、お店特製のかぼす酢醤油が秀逸。
さっぱりとした酸味が、とり天の油っぽさを見事にリセットしてくれるんです。
「この味を最初に思いついた人は天才に違いない」
と本気で思いました。
地元民に愛されるとり天の味わい方
地元の人たちにとって、とり天はただのご馳走ではなく、生活の一部。
まるで家族のような存在と言っても過言ではありません。
「家族ってどういうこと?」
と思った方、大分の食卓を想像してください。
毎日のように登場するのがとり天なんです。地元民に聞いてみると、
「柚子胡椒を少し乗せるのが通の食べ方」
とのこと。
試してみたら、これが絶品!
衣のサクサク感と鶏肉のジューシーさが柚子胡椒のピリッとした辛さと合わさって、何とも言えない深い味わい。
さらに、酢醤油にちょんちょんとつけて食べると、
「うん、これぞ地元の味!」
と納得です。こうして味わい方を聞きながら食べるのも、大分とり天の楽しみ方のひとつですね。
大分とり天名店ランキング!人気のお店ベスト5
大分とり天の名店と聞くと、どのお店を思い浮かべますか?
地元民にも観光客にも愛される名店が、県内には数多くあります。
今回は、実際に足を運んでみて「これは文句なしの1位だ!」と感じたお店から、「こんな隠れ家があったの?」と驚いたお店まで、厳選して5店舗をご紹介します。
それぞれに個性があふれる味わいと雰囲気があるので、「次はどこに行こう?」と選ぶのも楽しみになるはず。
さあ、あなたの新しいお気に入りを見つけましょう!
1位:東洋軒
大分のとり天といえば、やっぱり「東洋軒」。
ここはとり天発祥のお店として知られ、その名を聞くだけで「とり天好き」の心が躍ります。
店内に一歩足を踏み入れると、昭和の趣が漂う雰囲気が広がり、どこか懐かしさを感じる空間です。
肝心のとり天は、衣が驚くほど軽く、サクッとした食感がたまりません。
一口食べると、国産鶏もも肉のジューシーな旨味が広がり、自然と笑顔になってしまいます。
国産鶏もも肉を使用した究極の味
東洋軒のこだわりは、何といっても鶏肉の質と衣のバランス。
国産鶏もも肉を使うことで、ふっくらとした仕上がりに。
さらに、かぼす酢醤油が味を引き締める役割を果たしており、揚げ物の重たさを感じさせません。
「とり天の本場はここ!」と言える自信がみなぎる一皿です。
東洋軒へのアクセス方法
〒874-0919 大分県別府市石垣東7丁目8番22号
お問い合わせ TEL.0977-23-3333
店休日 毎月第2火曜日
営業時間 11:00〜15:30
17:00〜22:00
2位:グリルみつば
続いて紹介するのは、洋食の老舗「グリルみつば」。
こちらはとり天だけでなく、ハンバーグやステーキなども絶品と評判ですが、やはり一番の目玉はとり天です。
店内の落ち着いた雰囲気は、どことなく懐かしい洋食屋さんの趣を感じさせます。
甘ダレが決め手!ふわふわ衣のとり天
グリルみつばのとり天は、衣がふんわりとしており、独特の甘ダレが特徴。
揚げたての熱々を一口頬張ると、甘じょっぱいタレが鶏肉の旨味を引き立て、思わず「これ、何個でもいけちゃう!」と心の中で叫びました。
地元民にも「ここは外せない」と愛され続ける理由がよくわかります。
グリルみつばへのアクセス方法
〒874-0920 大分県別府市北浜1丁目4-31
TEL. 0977-23-2887
定休日 火曜日
【ランチ】11:30-13:30
【ディナー】18:00-20:00
3位:こつこつ庵
昭和レトロな雰囲気が好きな方におすすめしたいのが「こつこつ庵」。
郷土料理が豊富に揃う中でも、とり天は特に人気メニューです。
落ち着いた店内で、ゆっくりと味わえるのが魅力的。
昭和レトロな雰囲気で味わうふっくらとり天
こつこつ庵のとり天は、衣がふっくらとしており、どこか懐かしい味わい。
酢醤油につけていただくスタイルが定番で、口の中に広がる優しい風味が癒しを与えてくれます。「こんなお店があったのか」と思わず感動してしまう、隠れた名店です。
こつこつ庵へのアクセス方法
〒870-0021 大分県大分市府内町3丁目8−19
営業時間
11:30-14:30
17:00-22:30
定休日: 日曜日
電話番号: 097-537-8888
4位:甘味茶屋
スイーツ好きな方にもおすすめなのが「甘味茶屋」。
和風スイーツが豊富に揃うこちらのお店では、とり天も忘れてはいけない一品です。
和スイーツと楽しむ柔らかとり天
甘味茶屋のとり天は、柔らかい鶏むね肉を使用しており、ポン酢と柚子胡椒でさっぱりといただくのが特徴。
とり天を楽しんだ後は、名物のぜんざいや抹茶アイスで締めくくるのもおすすめです。
甘味茶屋へのアクセス方法
〒874-0835 大分県別府市実相寺1-4
Tel:0977-67-6024
営業時間:10時~21時
5位:キッチン丸山
最後にご紹介するのは「キッチン丸山」。ボリュームたっぷりのメニューが特徴で、とり天好きにはたまらない一軒です。
自家製タレで漬け込んだボリューム満点とり天
キッチン丸山のとり天は、自家製タレでしっかり下味をつけた鶏肉をカラッと揚げた一品。
サクサクの衣とジューシーな肉汁のバランスが絶妙で、一皿で大満足のボリューム感です。
キッチン丸山へのアクセス方法
〒870-0025 大分県大分市顕徳町1丁目6−15
営業時間
11時00分~14時30分
17時30分~21時00分
定休日:日曜日
電話番号:097ー537ー5538
地元民がすすめる隠れた名店!知る人ぞ知るおすすめスポット
大分のとり天といえば、名の知れた老舗がまず思い浮かびますが、地元の人たちが足しげく通う「隠れた名店」も見逃せません。
観光パンフレットには載っていないような穴場や、地元民の口コミでひっそりと人気を集めるお店こそ、本当のとり天の奥深さを感じられる場所です。
今回は、別府エリアを中心にした穴場スポットと、観光客にも支持される名店をご紹介します。
とり天の魅力がさらに広がること間違いなしです!
別府エリアの穴場とり天店
別府エリアは、温泉だけでなく、とり天の名店が多いことで知られています。
地元の方々が「ここは外せない!」と口をそろえるお店をいくつかご紹介します。
海鮮いづつのサクサクとり天
別府の新鮮な海の幸を楽しめる「海鮮いづつ」は、意外にもとり天が隠れた人気メニュー。
揚げたてのとり天は、衣が軽くサクサクで、ジューシーな鶏肉の旨味が口いっぱいに広がります。
地魚を使った海鮮丼との相性も抜群で、ボリューム満点のセットメニューが評判。
観光の途中で立ち寄って、海の幸と一緒にとり天を堪能するのもおすすめです。
ろばた仁で味わう薄味の絶品とり天
「ろばた仁」は、地元の隠れた名店として知られる居酒屋。
ここでは、薄味で仕上げたとり天が楽しめます。
シンプルな味付けだからこそ、鶏肉本来の旨味が際立ち、何個でも食べられてしまう美味しさです。さらに、自家製のポン酢がアクセントとなり、さっぱりとした後味に。
「温泉帰りに軽く一杯」と思いつつ、とり天がメインディッシュになってしまうのも納得の味わいです。
観光客にも人気のとり天スポット
観光客にも人気のある名店では、地元の味を体験しながら、観光地らしいおもてなしも楽しめます。次に紹介する2店は、とり天初心者にもぜひおすすめしたいスポットです。
豊後茶屋のとり天と郷土料理セット
「豊後茶屋」は、別府駅構内という便利な立地にあり、とり天と郷土料理を組み合わせた定食が観光客に大人気です。
とり天は衣がサクッと軽く、鶏肉が驚くほど柔らかい仕上がり。
郷土料理のだんご汁やとり天とセットになった「豊後定食」は、大分の味を一度に楽しめる贅沢な内容です。
「大分のソウルフードはこれで間違いない」と感じさせてくれる一皿です。
とり天発祥の地「レストラン東洋軒」
再登場の「東洋軒」ですが、ここはやはり別府エリアに来たら外せないスポットです。
とり天の元祖として知られ、創業当時のレシピを守り続ける味が自慢。
観光客だけでなく地元の常連客も多く訪れる、まさに大分とり天文化の象徴的存在。
揚げたてのとり天と一緒に提供されるかぼす酢醤油の爽やかな酸味がクセになり、一度食べたら「また来たい!」と思わせてくれます。
とり天をもっと楽しむ!おすすめの味付けとアレンジ方法
とり天はそのままでも十分おいしいですが、味付けやアレンジでさらに楽しめるのが魅力。
大分の人々が生み出した伝統的な食べ方から、現代風にアレンジされた新しいスタイルまで、幅広い楽しみ方をご紹介します。
これを読めば、次にとり天を食べるときのアイデアがきっと増えるはずです。
伝統的な酢醤油と辛子で味わう
とり天の定番の食べ方といえば、やっぱり酢醤油と辛子。
このシンプルな組み合わせは、大分の家庭で長年愛されてきました。
一口サイズのとり天に酢醤油をちょんちょんとつけ、ピリッと効いた辛子を添えると、口の中で絶妙なハーモニーが広がります。
「こんなに簡単なのに、こんなにおいしいなんて…」と思わず感動。
酢醤油の爽やかな酸味が揚げ物の重たさをリセットしてくれるので、いくらでも食べられちゃいます。
ちなみに、地元の人に聞いたところ、「ちょっと辛子多めが大分流」らしいです。
勇気を出して試してみたところ…鼻にツンときて思わず涙が!でも、それがまたクセになるんです。
柚子胡椒やカボスポン酢の新しい楽しみ方
最近では、柚子胡椒やカボスポン酢を使った食べ方も人気を集めています。
特に柚子胡椒は、ピリッとした辛さと柑橘系の香りが絶妙で、衣のサクサク感や鶏肉のジューシーさをさらに引き立ててくれます。
「これぞ大人の味わい」と思わず唸ること間違いなし!
さらに、カボスポン酢もおすすめ。
大分特産のカボスを使ったこの調味料は、普通のポン酢よりも酸味がまろやかで、とり天にかけるとさっぱりとした後味に。
揚げ物なのに爽快感すら感じる一皿になります。
これらの新しい味付けを試せば、とり天の楽しみ方がさらに広がりますよ。
大分とり天を巡る旅の計画を立てよう
とり天を心ゆくまで堪能するなら、計画的に名店を巡る旅を計画するのがおすすめです。
一日で名店をいくつか訪れるモデルコースや、地元食材が楽しめる郷土料理店をまとめてご紹介します。
これを読めば、とり天の旅がさらに充実したものになるはずです。
おすすめのモデルコース:名店を一日で巡るプラン
朝は別府の「東洋軒」でスタート。
発祥の店でとり天の歴史を感じつつ、揚げたてを味わいます。
昼は「海鮮いづつ」で、新鮮な海鮮丼と一緒にとり天を堪能。
その後、温泉街を散策しながら「ろばた仁」で薄味のとり天をいただき、夜は豊後茶屋でだんご汁ととり天のセットを楽しむ。
このコースなら、大分のとり天の魅力を存分に味わえます。
一日中揚げ物三昧ですが、温泉でリフレッシュすれば問題なしです!
地元食材を楽しめる大分の郷土料理店まとめ
とり天だけでなく、大分には魅力的な郷土料理がたくさん。
だんご汁や鶏めし、日田やきそばなど、地元食材を使った料理が味わえるお店もぜひ訪れてみてください。
「東洋軒」や「豊後茶屋」だけでなく、「中津からあげ」が名物の店や、別府冷麺が楽しめるお店もおすすめです。
とり天以外のメニューも試してみると、大分の食文化がさらに深く味わえます。
まとめ
大分のとり天は、その奥深い魅力と多彩な楽しみ方で、地元民にも観光客にも愛されています。
とり天発祥の店「東洋軒」をはじめ、甘ダレが絶妙な「グリルみつば」、レトロな雰囲気の「こつこつ庵」など、名店の味わいにはそれぞれの個性が光ります。
また、酢醤油や辛子といった伝統的な食べ方から、柚子胡椒やカボスポン酢を使ったアレンジまで、その楽しみ方は無限大。
さらに、別府エリアの隠れた名店や郷土料理と組み合わせたセットメニューも魅力的で、一日中食べ歩きたくなるような魅力にあふれています。
この記事を参考に、とり天の名店巡りを計画して、大分の食文化を存分に味わってください。
きっと忘れられない旅になることでしょう。
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